人材開発支援助成金とは?

人材開発支援助成金は、企業が従業員のスキルアップや人材育成を行う際に、その費用の一部を国がサポートする制度です。具体的には、従業員に対して職務に関連した専門的な知識や技能を習得させるための職業訓練を計画的に実施した場合、訓練にかかる経費や訓練期間中の賃金の一部が助成されます。

厚生労働省の参考サイト・動画など

人材開発支援助成金については、厚生労働省のサイト「人材開発支援助成金」や以下の動画にて詳しく説明されておりますので、ぜひご覧ください。

人材開発支援助成金の7つのコース

この人材開発支援助成金には7つのコースがあり、それぞれ異なる目的と対象があります。以下に各コースの詳細を解説します。BizDev Academyは、以下のうち「1.人材育成支援コース」に該当します。10時間以上(3Daysプログラム)の受講を行っていただくと、以下の助成を受けることが可能です。

※上記は、助成金受給を確約するものではございません。

コース主な目的・概要対象
1.人材育成支援コース職務に必要な専門知識・技能を従業員に習得させること。雇用保険被保険者
2.教育訓練休暇等付与コース有給の教育訓練休暇制度を導入し、従業員が訓練を受けられる環境を整備。雇用保険被保険者
3.人への投資促進コースデジタル人材や高度専門職の育成を支援。雇用保険被保険者
4.事業展開等リスキリング支援コース新規事業の立ち上げや業務のDX推進に伴うスキル開発を支援。雇用保険被保険者
5.建設労働者認定訓練コース建設業で必要な資格取得や技能向上を支援。建設労働者
6.建設労働者技能実習コース若年層や未経験者への建設技能の習得支援。建設労働者
7.障害者職業能力開発訓練コース障害者が働きやすい環境で職業能力を開発できるよう支援。障害者を雇用する事業主

助成額シミュレーション

中小企業の場合(計21時間の3Daysプログラム、受講人数10名、人材育成支援コース想定)の助成額シミュレーションは、以下のようになります。

  1. 1人あたり受講料:99,000円(税込)
  2. 受講時間:21時間
  3. 受講人数:10
  4. 受講料総額:990,000円(税込)
  5. 経費助成額:445,500円(受講料総額×45%)
  6. 賃金助成額:159,600円(1人1時間あたり760円×21時間×10名)
  7. 総助成額:605,100
  8. 実質負担額:384,900円(税込)

大企業の場合(計21時間の3Daysプログラム、受講人数10名、人材育成支援コース想定)の助成額シミュレーションは、以下のようになります。

  1. 1人あたり受講料:99,000円(税込)
  2. 受講時間:21時間
  3. 受講人数:10
  4. 受講料総額:990,000円(税込)
  5. 経費助成額:297,000円(税込990,000円×30%)
  6. 賃金助成額:79,800円(1人1時間あたり380円×21時間×10名)
  7. 総助成額:376,800
  8. 実質負担額:613,200円(税込)

中小企業に該当するかは、資本金は常時雇用する労働者の数によって決まります。詳しくはこちらの資料にある「中小企業事業主の範囲について」の箇所をご確認ください。

受給要件

人材開発支援助成金の受給にあたっては、「雇用保険の適用事業所であること」「支給審査に協力すること」「定められた期間内に申請すること」の3点を満たす必要があります。

申請の流れ

  • 計画届の提出: 訓練開始の1ヶ月前までに訓練計画を労働局に提出する必要があります。
  • 訓練の実施: 計画通りに訓練を実施します。
  • 支給申請: 訓練終了後、2ヶ月以内に必要書類をそろえて申請します。

弊社への受講料金のお支払いは、上記の計画届が承認されたのち、訓練実施前にお振り込みをお願いする形となります(支給申請前には弊社へのお支払いが完了している必要があるため)。

助成金に関するサポート体制

talental株式会社では、助成金申請の専門家監修のもと本講座を提供しております。助成金申請のサポートも行うことが可能です。ご希望の企業様はお問い合わせ後、お打ち合わせ時にご相談くださいませ。

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